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京都大学 2024年度 前期日程 文系

第5問 図形と方程式の解答・解説

解の配置・領域の面積・判別式・積分当サイトの体感難易度:やや難最終更新 2026/10/12

問題文について

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( の の部分)と直線 が異なる2つの共有点をもつような正の実数 の動く領域の面積を求める

答

連立して得られる2次方程式が「異なる2つの解をもち、どちらも より大きい」という解の配置の問題になる。下に凸の2次関数では、判別式・軸の位置・ での値の3つを見ればよい。軸の条件は から自動でみたされるので、残る2本が 平面の境界を与える。

を整理すると

である。 は の部分なので、条件は「 が異なる2つの実数解をもち、どちらも より大きい」ことである。 は下に凸だから、これは次の3つと同値である。

  1. 判別式:、すなわち 。
  2. 軸:、すなわち 。 なのでつねに成り立つ。
  3. での値:、すなわち 。

よって求める領域 は

である。

境界の形。 は上に凸の放物線で、、 となるのは 、つまり

のときである。これを とおく。また はつねに成り立つ。実際

である。したがって は「 では 」「 では 」という形になる。

面積。

で、、 だから である。よって

である。残りは

である。合わせて

が求める面積である( ほど)。

(0, 2)(2, 0)(0, 1)2√5 - 4
領域 。横軸が 、縦軸が 。上の境界は直線 、下の境界は では放物線 、それ以降は 軸。面積は 。

、 に 万点とり、 の解を実際に求めて「異なる2解がともに より大きい」を判定すると、面積は になる。 と一致する。判定と不等式「 かつ 」も 万点で完全に一致した。

は の部分なので、2つの解がともに より大きいことが条件である。 を含めると条件が変わる。

軸の条件 は から自動的にみたされる。「自動でみたされる」ことを一言書いておくと、条件を落としていないことが示せる。

ときれいな形になる。ここが整理できると積分が一瞬で終わる。

では なので と両立しない。積分区間の右端が になる理由である。

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