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京都大学 2020年度 前期日程 文系
第3問 整数の解答・解説
合同式・16を法とする・平方数の余り・場合分け当サイトの体感難易度:難最終更新 2026/10/12
問題文について
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を奇数とし とするとき、 が で割り切れる整数の組 が存在する の条件を求める
答( は で割ると 余る奇数)
とまとめる。まず の偶奇で絞り、さらに を で割った余りで絞ると、残るのは「 が を法としてどんな値をとれるか」という問題になる。平方数が を法として しかとらないことが効く。
とまとめる。以下 を法として考える。
は偶数でなければならない。 が奇数なら は偶数なので は偶数、 は( も も奇数なので)奇数である。よって は奇数となり、 の倍数にはなりえない。
でなければならない。 とすると で、 は奇数である。
が偶数なら は の倍数だから で
となる。 は奇数なので を法として逆数をもち、 は (奇数倍しても は のまま)を意味する。ところが平方数を で割った余りは のいずれかで にならない。よって は奇数、すなわち である。
の条件を出す。 が奇数なら なので である。したがって条件は
となる。ここで は より である。 として を で割った余りを調べると
- :。
- :。
- : は より ( のいずれでも )。
- :。
なので、 のとりうる値は である。いっぽう右辺は、 が奇数なので
である。 は に入っていないので では解がなく、 は入っているので では解がある。よって求める条件は
である。
のとき、たとえば が解になる。実際 で、 なら となり の倍数である。
のそれぞれで を全探索すると、 が の倍数になる が存在するのは 、つまり のときだけで、いずれも が解になった。 なら である。
平方数を で割った余りが だけであることが2回効く。 が不可能、というのが最初の絞り込みである。
が偶数というだけでは足りない。 だと の項が消えてしまい、やはり が必要になって詰む。
奇数 について を使う。 では または だが、 を掛けると差が の倍数になって消えるので でよい。
「存在するための条件」なので、 のときに実際に を1つ挙げておくと答案が完結する。
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