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東京科学大学 2021年度 前期日程 理系
第4問 空間ベクトルの解答・解説
内積による変形・2乗の和を1つのベクトルにまとめる・最大値・等号成立の条件当サイトの体感難易度:やや難最終更新 2026/10/13
問題文について
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(1) を原点 を中心とする半径 の球面とし、 上を動く点 に対して とおく。 などとするとき、 と書けることを示し、定数 を求める
答
なので のように内積だけで書ける。 とおくとまとまる。
である。
などなので、 とおくと
である( を使った)。また
である。したがって
となる。よって
である。
単位球面上の乱数20万組で、 と が一致した。
(2)点 が球面 上を動くときの の最大値 を求める
答
(1) より 。 は単位ベクトルなので 。あとは の2次関数になる。
(1) より である。 なので
で、等号は のとき でとれる。よって とおくと
である。 は から までのすべての値をとれる(たとえば なら 、適当に回せば連続的に まで動く)ので、 が実現できる。したがって
である。
等号が成り立つのは「 かつ が と同じ向き」のときである。
乱択20万組での最大は で、 に迫った。
を自由に選べることを使って、先に を最大にする。そのあと の2次関数を考える。
が実際にとれることを確かめる。
(3)点 の座標が 、点 の座標が であるとき、 となる 上の点 の組をすべて求める
答 の1組だけ
(2) の等号条件から が決まる。すると が決まり、その長さが になることから が従う。
(2) の等号条件より かつ 、すなわち
である。したがって
である。この長さは
である。一方、三角不等式より
で、等号が成り立つのは と が同じ向きのとき、すなわち(どちらも単位ベクトルなので) のときである。よって
である。実際 なので 上にある ✓。よって
の1組だけである。
と が重なってしまうが、問題は「 上を動く点」としか言っていないのでこれでよい。このとき である。
この点で を計算すると になった。
は三角不等式の等号なので、 に決まる。ここを見落とすと「無数にある」と誤答しかねない。
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