近畿大学・推薦・一般前期(理系)
近大数学の
傾向と対策
過去問の出題分析
この分析からつくった問題集
マーク式数学を課す入試と日程
近大の理系数学は、医学部の後期(記述式)を除いてすべてマーク式・60分・100点である。令和9年度入試の日程は次のとおり(「入学試験要項」「入試ガイド2027」による)。
※学部・学科ごとの選択の可否(数学②しか選べない学科など)は、必ず最新の入学試験要項で確認すること。
| 入試 | 試験日 | 数学を課す主な学部(理系) |
|---|---|---|
| 推薦入試(一般公募)11月 | 2026年11月21日・22日 | 建築・情報・生物理工・工・医(一次、11/22のみ)ほか。数学は数学(Ⅲなし)の1種類 |
| 推薦入試(一般公募)12月 | 2026年12月5日・6日 | 理工・産業理工ほか(経済・総合社会・国際も数学を課す。令和8年度は理工の数学①と同一問題)。数学①/数学②(②の数Ⅲは極限・微分法まで) |
| 一般入試前期A日程 | 2027年1月30日・31日 | 理工・建築・薬・情報〈英・数・理型〉(②のみ)・農・生物理工・工・産業理工・医(1/31のみ。令和8年度は数学①と同一問題)。数学①/数学② |
| 一般入試前期B日程 | 2027年2月11日・12日 | 理工・農ほか。数学①/数学② |
| 2027年2月13日・14日 | 建築・薬・情報〈英・数・理型〉・生物理工・工・産業理工ほか。数学(Ⅲなし) |
数学の区分と範囲
どの区分でも「統計的な推測」は範囲外である。理工学部の多くの学科と情報学部(前期A、英・数・理型)は数学②しか選べない。前期A日程では、建築・薬・農・生物理工・工・産業理工などは①か②を選べる(推薦11月と前期B 2/13・14 は「数学(Ⅲなし)」1種類の学部が多い)。ただし 併願先に数学①の設定がないと①の得点は併願先で0点になるので、併願の組み方も含めて区分を決めておきたい。
2.出題分析(2025・2026年度を基準に、2024年度を補助に)tocsection2.出題分析
| 区分 | 出題範囲 |
|---|---|
| 数学① | 数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列)・C(ベクトル) |
| 数学②(一般) | 数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列)・C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面) |
| 数学②(推薦) | 数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(極限、微分法)・A・B(数列)・C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面) |
| 数学(Ⅲなし)〔公式名:数学〕 | 数学①と同じ範囲 |
形式
60分・大問3題・全問カナ空欄のマーク式。空欄は大問ごとに「ア」から振り直され、1回あたり49〜70字(1大問14〜24字)をマークする。分数は既約分数、根号は最簡形で答え、「選択肢から番号を選ぶ場合もある」という注意書きが2025年度から加わった。この注意書きを除けば、新課程に移った2025年度以降も、形式と実質的な範囲は2024年度から変わっていない。変わったのは科目名(数学B(数列、ベクトル) 数学B(数列)・C(ベクトル))と、数学②の大問Ⅲに「平面上の曲線と複素数平面」が数学Cとして入ったことである。
出題一覧
同じ日の数学①と数学②は、大問Ⅰ・Ⅱがページの画像まで完全に同一で、違うのは大問Ⅲだけだった。
区分ごとの形式と難度(全題を解いて実測)
2025・2026年度の全問題を実際に解き、同じ物差しで難度を採点した(難度は10段階。4=教科書の章末問題・共通テスト標準、6=誘導つきの標準的な入試問題、8=難関私大・国公立二次の標準)。
一般入試が難しいのは、計算量よりも発想の一手(1題あたり約1.4か所)と最終小問の跳ね上がりの差による。前期B 2/13・14 のⅡに一般Ⅱを当てる場合はほぼ同等)。誘導を足して易しくするのではなく、問いの数を絞って本番の時間に収めている。年号を入れた設問は推薦と数学(Ⅲなし)の小問集合に多い( など)。一般でも 2024年度 1/28Ⅱ、2026年度 2/11Ⅱ()、2/12Ⅲ①()に出ている。合格ラインは学部によるが、理系でおおむね6割前後といわれる。
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| 区分 | Ⅰの形式 | Ⅰ | Ⅱ | Ⅲ | Ⅲの分野(2025・2026年度) |
|---|---|---|---|---|---|
| 一般数学① | 1テーマ(8回中7回) | 5.3 | 6.1 | 4.9 | 数学Ⅱの微積 8題中7題 |
| 一般数学② | 同上 | 同上 | 同上 | 5.1 | 数学Ⅲの微積 8題中6題 |
| 推薦12月数学① | 小問集合(全回) | 4.9 | 5.0 | 4.5 | ベクトル・平面図形 4題中4題 |
| 推薦12月数学② | 同上 | 同上 | 同上 | 5.1 | 複素数平面 6題中6題(1題は後半が楕円) |
| 推薦11月 | 小問集合(全回) | 3.9 | 4.6 | 4.6 | 整数・軌跡・指数など |
| 前期B 2/13・14 | 小問集合(全回) | 4.3 | 6.1 | 5.4 | 数学Ⅱの微積が中心 |
近大数学の対策の進め方
近大の数学は、出題の形が年度をまたいでよく似ています。だから形式と頻出分野を先に押さえてから演習するほうが、いきなり過去問に入るより速く仕上がります。
近大数学の出題形式と頻出分野をつかむ
このページの年度別・分野別の表で、出題の偏りをつかむところから始めます。
年度別の出題一覧で、過去問を解く順番を決める
このページの年度別の表を見て、出題の多い分野から過去問に当たると、手をつけた順に積み上がります。
本番と同じ形式で、答案を仕上げる
最後は本番の形式で通して解き、答案として書ききる練習をします。合格答案をつくる 近大数学は、この分析をもとに書き下ろした予想問題5回分に、どこで何点入るかを示した採点基準を付けたものです。
書籍の中身を見る(試し読み)
合格答案をつくる 近大数学 2027から、4ページを抜き出して載せています。扉・問題・解答などを、それぞれ抜粋して掲載しています。連続したページではありません。画像を押すと拡大できます。
近大数学について、よくある質問
- 近大の数学は記述式ですか?
- 近大(推薦・一般前期(理系))の数学の解答形式は記述式です。
合格答案をつくる シリーズ
近大数学の予想問題集
このページの出題分析をもとに書き下ろした、近大数学のオリジナル予想問題集です。本番と同じ形式の問題に加えて、どこで何点入るかを示した採点基準を収録しています。
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