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電気通信大学 2026年度 前期日程 情報理工学域

第3問 図形と方程式の解答・解説

円上の点と距離・直線が円と交わる条件・正方形と90度回転・三角関数の合成当サイトの体感難易度:難最終更新 2026/10/07

問題文について

大学の公式解答ではなく、当サイト独自の解答・解説です。問題文は掲載していません。情報理工学域の問題文は電気通信大学が公開しています。

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掲載ページ名「過去の入試問題」/2026/10/07に当サイトでリンク先を確認。 公開年度は大学側の都合で入れ替わることがあります。

(i) に対し、 が 上を動くときの の最小値 と、その最大値を求める

答、最大値は のとき

円の外の点から円周までの最短距離は、中心までの距離から半径を引いたもの。 を動かす代わりに、 と中心 の距離だけ見ればよい。

より 、つまり 。半径 より大きいので はつねに の外にあり

が最大になるのは 、すなわち 。このとき 。

のとき で、 の最も近い点は 。距離は で合う。 の円周を2万点に刻んで実際に最小距離を測っても同じ値になる。

最小値を聞かれているので、中心までの距離に半径を足すのではなく引く。

が の外にあることを確かめてから引く。内部にあると式が変わる。

(ii)直線 の傾き の最大値を求める

答 の最大値は

を動かす代わりに、「傾き の直線が2つの円の両方と交わるか」を考える。交わる条件は中心から直線までの距離が半径以下、という形で書ける。

直線を とする。 との距離が 以下、 との距離が 以下であればよい。 と置くと

は と の両方に入る必要がある。2つの区間が重なる条件は、中心どうしの距離が幅の和以下、すなわち

よって で、最大値は 。

をそれぞれ4000等分して の傾きを全部作ると、最大は で と一致する。

は が左の円、 が右の円にあるのでつねに正。傾きが定義できないことはない。

「直線が円と交わる」条件に言い換えると、 を別々に動かす2変数の問題が1変数に落ちる。

(iii)四角形 が正方形( の 座標は正)のとき、直線 の傾き の最大値を の形で表す

答 の最大値は ()

は正方形の対角線なので、辺 と をなす。傾きの関係は正接の加法定理で書ける。あとは (ii) で出した の範囲を入れるだけ。

の傾きを とする。 は を 回した向きなので

で、 は の範囲で増加。したがって のとき最大。

。 を3000等分した全探索でも最大 が出る。なお で、 に を足した角と合う。

は辺ではなく対角線。 の順に頂点が並ぶことを使う。

は で増加。 の範囲が より小さいので、端で最大になる。

(iv)点 の 座標の最大値と、そのときの の座標を求める

答最大値 。このとき 、

を 回すと になる。成分で書くと の 座標が だけの式と だけの式に分かれるので、別々に最大化できる。

、 とし、 と置く。

正方形 では で、これは を 回したもの。 を 回すと だから

回す向きが決まる理由 逆向きに回すと の 成分は となる。このとき の 座標は となり、「 の 座標は正」に反する。だから回す向きは上の1通り。

の 座標は

と は独立に動かせる。 の最大は のとき 。 の最大は 、すなわち のとき 。

そのとき 、 なので 、。

。 を3000等分した全探索でも同じ値・同じ位置が出る。このとき4辺の長さはすべて 、2本の対角線も等しく、確かに正方形になっている。

の 座標が の項と の項に分かれる。分かれるからこそ別々に最大化できる。分かれない形のまま2変数で動かすと行き詰まる。

の合成は 。 ではない。

「 の 座標は正」という条件が、回す向きを1つに決めている。両方調べて片方を捨てる。

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