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名古屋大学 2024年度 前期日程 文科系
第2問 2次関数の解答・解説
平方完成・解と係数の関係・2点間の距離・2次不等式当サイトの体感難易度:標準最終更新 2026/10/12
問題文について
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(1) に対し のグラフを とするとき、 上で 座標が最大となる点 の座標を求める
答
の係数が なので上に凸。頂点が最大点なので、平方完成するだけである。
平方完成すると
である。 の係数が負なので上に凸で、 のとき最大値 をとる。よって
である。
この が (3) の である。先に名前を付けておくと後が楽になる。
なら で、 に を入れると になる。
(2) と を通る直線を とするとき、 と が 以外の共有点 をもつための の条件と、そのときの の座標を求める
答条件は 。このとき
と の共有点の 座標は2次方程式の解で、一方が だと分かっている。解と係数の関係(積)を使うともう一方が即座に出る。実際に計算すると によらず になる。
より の 座標 は でないので、 は 軸に平行でなく、傾きは
である。 と を連立すると
である。① の2解を とすると、一方は の 座標 である。解と係数の関係から
なので、もう一方は
である( なので割れる)。つまり と のもう1つの共有点の 座標は、 によらず である。
これが と異なるのは
のときである。このとき 座標は の式から
なので
である。
は の値によらず では を通る。 のほうも で になるので、 はいつでも共有点になっている。
で ① を数値で解くと解は と の2つで、 は と の両方にのっていた。
① を解の公式で解くと根号が出て見通しが悪い。「片方の解が分かっている」状況なので、解と係数の関係(積)を使う。
では と が一致してしまう( が に接する)。「 以外の」という条件がこれを除く。
(3) が (2) の条件を満たすとし、、 とするとき、 を で表し、 となる の条件を求める
答。 となるのは かつ
の 座標がちょうど で、 という関係が の 成分にもそのまま現れる。 も で書けるので、両方 だけの式になる。
。 (1) より である。 だから
で、最初の括弧を展開すると
である( そのもの)。よって
である。
。 (2) より なので
である。 だから
である。したがって
である。
の条件。 はどちらも 以上なので、 は と同値である。すなわち
である。 だから、2つの不等式に分けて
- : より
- : より 、すなわち
である。この2つを合わせた かつ は、 も も満たしているので、(2) の条件と矛盾しない。よって求める条件は
である。
では となり ()である。等号を除く点がこの小問のポイントになっている。
では 、、 で 、 だった。 を細かく走査しても は 、 のときだけだった。
に気づくかどうかで式の重さが変わる。 の定義をそのまま使う。
は「」であって「つねに成り立つ」ではない。等号の除外を忘れない。
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