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名古屋大学 2022年度 前期日程 文科系

第3問 2次関数・積分法の解答・解説

2次方程式の判別式・1/6公式・解の差・2次関数の最大当サイトの体感難易度:標準最終更新 2026/10/12

問題文について

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(1) を実数とし、、 とするとき、 と が異なる2点で交わるための の条件を求める

答

2式を連立して の2次方程式にし、判別式が正であればよい。 の係数がそろわないので、係数を整数にしてから判別式を取ると計算が軽い。

を消去すると

で、整理して両辺を2倍すると

となる。 が決まれば交点は1つに決まるので、異なる2点で交わるのは ① が異なる2つの実数解をもつときである。判別式を4で割ったものは

なので、条件は 、すなわち

である。

では で交点がなく、 では で交点が2つあった。

のまま判別式を取ると分数が残る。両辺を2倍して整数係数にしてから進める。

(2) と で囲まれた図形の面積を とするとき、 となるための の条件を求める

答(すなわち )

は2曲線の差の積分で、差は の係数が の2次式になる。いわゆる 公式 を使えば、解の差だけ分かればよい。

① の2解を とする。 では が上なので

である。被積分関数は ① の左辺の 倍なので

と書ける。 公式から

である。解と係数の関係から 、 なので

である。 とおくと (1) の条件は で

だから

である。 とすると

で、両辺を2乗して

である。 より 、すなわち

が条件である(このとき なので (1) の条件も満たしている)。

となる のどれでも、数値積分した面積がちょうど になった。

公式の は の係数の絶対値。ここでは であって でも でもない。

から を出すには に気づく。 と素因数分解すれば と分かる。

(3) が を満たすとき、 の最大値を求める

答( のとき)

② より は の増加関数なので、 を最大にすればよい。 を使うと は の2次式で上から押さえられ、平方完成で終わる。

交点交点(a, b)C₁C₂
S が最大になる a = 3/2, b = 9/2 のとき。C1 は下に凸、C2 は上に凸で、網かけが囲む部分。交点の x 座標は 1 ± √10/2。

とおく。② より

で、これは の範囲で について増加する。よって の最大を求めればよい。

より だから

である。右辺は のとき最大値 をとり、そのとき等号が成り立つのは のときである。この は なので (1) の条件も満たす。

よって の最大値は で、そのときの は

である( より )。整理すると

である。数値では である。

の上で を 刻みに動かすと、 の最大は での で、 と一致した。 で数値積分しても同じ値になった。

を の2変数で直接扱わない。 ひとつにまとめてしまえば1変数の最大問題になる。

は不等式なので、 を最大にするには を上限 まで上げる。そのうえで を動かす。

。分母の も 乗する。

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