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大学別 数学入試分析

九州大学 2026年度 前期日程 理科系

第3問 確率・漸化式の解答・解説

最初の1回で分ける・3項間漸化式・特性方程式・等比数列との差当サイトの体感難易度:やや難最終更新 2026/10/06

問題文について

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掲載ページ名「試験問題、解答例等について」/2026/10/05に当サイトでリンク先を確認。 公開年度は大学側の都合で入れ替わることがあります。

(1) を求める

答

方針玉の位置は、先頭から順に投げた結果で決まっていく。左から数えて何番目が黒かは、そこまでに置かれた玉の個数で決まる。

は1,2,3番目がすべて黒。黒は1回の裏で1個ずつ置かれるので、最初の3回がすべて裏であることと同じ。よって 。

は2,3,4番目が黒。1回目が表だと1,2番目が白になって2番目が黒にならないので、1回目は裏。そのあとは「1,2,3番目が黒」と同じ状況だから

答案で省略しない方がよい点

  • 表を出すと玉が2個置かれる。何回目の投げが何番目の玉になるかは、表の回数で変わる。

(2)1, , , 番目がすべて黒である確率を で表す

答

方針1番目が黒 ⟺ 1回目が裏。そのあとの列は同じ規則の新しい列とみなせて、全体の 番目が新しい列の 番目になる。

1番目が黒になるのは1回目が裏のときだけで、確率 。このとき玉が1個置かれているので、2番目以降は、新しく始めた列の1番目以降と同じ。

全体の 番目は、新しい列の 番目にあたる。これがすべて黒である確率は 。2回目以降の投げは1回目と独立だから

(3) のとき を で表す

答

方針1番目が黒か白かで分ける。黒なら (2) がそのまま使え、白なら玉が2個進むので添字が2つ下がる。

  1. 1番目が黒(1回目が裏、確率 )… (2) より寄与は
  2. 1番目が白(1回目が表、確率 )… 1,2番目が白で埋まる。 番目は新しい列の 番目にあたるので、寄与は

答案で省略しない方がよい点

  • 表のときは玉が2個置かれるので、添字は1つではなく2つ下がる。ここが の出どころ。

(4) を求める

答

方針特性方程式が 、つまり と因数分解できる。解が と なので、一般項は定数+等比の形。

とおいて を入れ、差をとる。

一方 だから、見比べて

よって

検算

で 、 で 。どちらも (1) と合う。 は で、漸化式から出る値とも一致する。

答案で省略しない方がよい点

  • 特性方程式に が入るので、一般項に定数項が残る。等比2つの形にしようとすると行き詰まる。
  • なので 。 で に落ち着く。

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