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九州大学 2021年度 前期日程 文科系
第2問 2次関数の解答・解説
すべての t で成り立つ条件・最大値・定義域つきの最大・領域の図示当サイトの体感難易度:やや難最終更新 2026/10/12
問題文について
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(1)条件 A(すべての実数 に対して )をみたす点 全体の集合を図示する
答(放物線 の上側、境界を含む)
「すべての で 」は「」と同じである。 は上に凸の2次関数なので、頂点の値が最大値になる。
とおく。 の係数が なので上に凸で、平方完成すると
である。 は実数全体を動けるので をとれて、最大値は である。
したがって条件 A は
と同値である。求める集合は放物線 とその上側(境界を含む)である。
を から まで 刻みにとり、 を細かく動かして の最大を数値で求めると、 と 以内で一致した。
「すべての で成り立つ」は「最大値以下」ではなく「最大値以上」。 の向きに注意する。
について平方完成する。 は定数扱いである。
境界(放物線そのもの)は含む。不等号が だからである。
(2)条件 B( をみたすすべての実数 に対して )をみたす点 全体の集合を図示する
答 のとき 、 のとき
今度は の範囲が に限られるので、頂点 がこの区間に入るかで場合分けする。入らなければ端点で最大になる。
(1) と同じく である。 での最大値を考える。頂点は なので、
- (すなわち ):頂点が区間内にあり、最大値は
- (すなわち ):区間で増加なので で最大、
- (すなわち ):区間で減少なので で最大、
である。したがって条件 B は
と同値である。
境界はつながる。 では 、 で一致する。さらに の での接線は より なので、放物線と直線はここで接している。 でも同様である。
に制限して数値で最大を求めると、 では 、 では と一致した。
頂点が区間 に入るかで3通りに分ける。 の範囲に直すと が境目になる。
では最大値が ()、 では ()。まとめて と書ける。
条件 B の領域は条件 A の領域を含む。 の範囲が狭いぶん条件が弱くなるからで、図でも外側が広がっている。
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