東京科学大学 2026年度 前期日程 理系
第4問 複素数平面の解答・解説
直線に関する対称移動・共役と回転・正六角形の辺・周期6の漸化式当サイトの体感難易度:難最終更新 2026/10/06
問題文について
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(1) の を で表す
答
方針2点 を通る直線に関する対称移動は 。 は単位円に内接する正六角形の辺なので、 の偏角がきれいに出る。
とおくと で
(。)よって で
定数項は で、。したがって
検算
なら は と を結ぶ直線。、 となり、直線上の点は動かない。 は、原点から に下ろした垂線の足 の2倍で、確かに対称点。
答案で省略しない方がよい点
- は「直線の向きの2乗」。 で割らなくても、比の形になっているので自動的に絶対値 。
(2) で定まる の一般項を求める
答。 は下の表のとおりで、 と書くと
方針 なので は について周期6。6回ぶん合成すると、対称移動が偶数回で向きが戻り、結果は平行移動になる。
とおくと で、 を 増やすと元に戻る。順に計算すると
で の係数が に戻り、共役も外れた。つまり6回の合成は平行移動 。 が周期6で繰り返すので、この関係はどこから始めても成り立ち
を で割った余りで分け、 と書けば 。
検算
から順に計算すると 、、、、。確かに 。
答案で省略しない方がよい点
- 共役が入るので、2回合成するごとに と が入れ替わる。偶数回で共役が外れることを使う。
- は ( を中心とする 回転)と書けるが、この形は では成り立たない。一般の で同じ式を使い回さないこと。
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