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東北大学 2021年度 前期日程 文系

第3問 図形と計量の解答・解説

余弦定理・正弦定理・2円の共通部分・扇形と弓形当サイトの体感難易度:標準最終更新 2026/10/13

問題文について

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(1)平面において2点 の距離が であるとし、 と を中心とする2つの円をそれぞれ とする。 と は2点 において交わり、、 の半径 は を満たすとするとき、 の半径を求める

答

は両方の円の上にあるので が の半径、 が の半径。三角形 で余弦定理を使うと の2次方程式になる。

の半径を とおく。 は 上にあるので 、 上にもあるので である。三角形 で 、 だから、余弦定理より

である。 についての2次方程式

を解くと

である。 より 、すなわち なので、 のほうは負になってしまう。 だから

である。

を5通りとって を計算すると、すべて になった。

のうち負になるほうを捨てる理由を書く。 がここで効く。

(2) のとき、 の大きさを求める

答

(1) に代入して を出し、三平方の定理(または正弦定理)で角を決める。

のとき なので、(1) より

である。このとき

なので、三平方の定理の逆より三角形 は が直角である。よって

である。

正弦定理でもよい。 より となる。

残りの角は である。

座標で計算すると 、 だった。

(3) のとき、円 の内部と円 の内部との共通部分の面積を求める

答

ということは、 が の直径で、かつ に垂直だということ。共通部分を直線 で2つに切ると、片方は半円、もう片方は の弓形になる。

は を直線 について折り返した点である。(2) より なので 、つまり は一直線上にあり、 は の直径である。また である。

共通部分を直線 で2つに分ける。

側。 の半円(直径 で切った 側)である。この半円が の内部に入っていることは、 から 側にある 上の点の からの距離が最大でも であることから分かる。面積は

である。

反対側。 を弦 で切った、 と反対側の弓形である。中心角は (2) より

である。弓形の面積は「扇形 三角形」で

である。合わせて

である。

OAPQC₁C₂
網かけが共通部分。大きい円が C₁(中心 O、半径 2√3/3)、小さい円が C₂(中心 A、半径 √3/3)。∠PAO = 90° なので PQ は C₂ の直径で OA に垂直。PQ で切ると、左は C₂ の半円、右は C₁ の弓形(中心角 60°)になる。

モンテカルロ法で 、式の値は だった。

共通部分を「2つの弓形の和」と見ると計算が重くなる。 が の直径になることに気づけば、片方は半円でそのまま面積が出る。

弓形の面積は扇形から三角形を引く。三角形の面積は である。

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