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東北大学 2020年度 前期日程 文系
第4問 確率・ベクトルの解答・解説
反復試行・ベクトルの成分・内積となす角・二項係数当サイトの体感難易度:標準最終更新 2026/10/13
問題文について
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(1) 枚の硬貨を同時に投げて、表がでた硬貨が 枚、裏がでた硬貨が 枚であったとき、ベクトル を で定める。 の値を求める
答
成分を足すと、 も も成分の和が であることが効く。
成分で書くと
である。足すと
で、硬貨は6枚なので である。よって
で、表裏の出かたによらず一定である。
つまり の終点は、いつも直線 の上にある。(3) ではこの事実が効いてくる。
通りをすべて計算すると、 はつねに だった。
(2) となる確率を求める
答
成分を連立して を決めれば、あとはふつうの反復試行の確率。
かつ とする。1本目より で、2本目に入れると
である( も満たす ✓)。表が2枚出る確率は
である。
通りのうち 通りで になった。
(3) と のなす角が 以下となる確率を求める
答
を入れると となり、 の7通りしかない。あとは1つずつ を計算して と比べるだけ。
を代入すると
である。向きは で決まるので、 の7通りを調べればよい。なす角 が 以下という条件は
である。 に注意して、向きベクトル ごとに計算する。
- :、 で負。不適
- :、 で 。不適
- :、。不適
- :、。適する
- :、。適する
- :、。不適
- :、。不適
(、 なので は適する。 なので は不適。)適するのは である。よって確率は
である。
のときの と の比較は、 と を比べれば確実である。
通りをすべて調べると、なす角が 以下になるのは 通りだった。
は7通りしかない。 通りを1つずつ調べる必要はなく、 で分類する。
の値を と比べるときは、どちらも正であることを確かめてから2乗して比べると間違えにくい。
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