東京大学 2026年度 前期日程 理科
第6問 整数の解答・解説
約数の個数・mod 3 での分類・乗法性・偶数乗の条件当サイトの体感難易度:難最終更新 2026/10/06
問題文について
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(1) を求める
答
方針。 の倍数の素因数がないので、どの約数も で割って か 余る。 では なので、 と の指数の和の偶奇だけで決まる。
約数は で、 では
、。 が偶数になる は、ともに偶数が 通り、ともに奇数が 通りで計 通り。奇数は 通り。
検算
約数は全部で 個。 で合う。
答案で省略しない方がよい点
- ( の指数)は の値に影響しない。 だから、ただ 倍するだけ。
(2) を示す
答
方針 で割った余りが なら 、 なら を与える重みを考えると、積について掛け算が成り立つ。約数の和が素因数ごとの積にほどける。
( は と互いに素)と書くと、 の倍数の約数は余りが なので数に入らない。よって で、 だけ考えればよい。
約数 に対し、 なら 、 なら と定める。 の掛け算から なので
- … なので因子は
- … なので因子は で、 が偶数なら 、奇数なら
どの因子も 以上だから積も 以上。よって 。
答案で省略しない方がよい点
- が掛け算を保つことが鍵。 で なので、 と符合する。
(3) のとき のとりうる値を求める
答
方針((2) の積)と ( の約数の個数)で書き直す。 の因子の作られ方から、( は奇数)という形に縛られる。
(2) の記号で 、 とおくと 。 より 。
のとき。 、。 で割って 余る素因数が奇数乗であればよく、たとえば で実現できる。
のとき。 で割って 余る素因数はすべて偶数乗なので、その部分の約数個数 は奇数の積、すなわち奇数。一方 で、。よって
は奇数だから は偶数。 は の偶数の約数、すなわち に限られ
- … (例:)
- …
- …
- … (例:)
で割って 余る素数も 余る素数も無数にあるので、どの も実際に作れる。よって のとりうる値は 。
検算
なら約数は で、 が偶数の 個が余り 、奇数の 個が余り 。確かに 。 なら 。
答案で省略しない方がよい点
- が奇数であることが効く。 で割って 余る素因数は偶数乗に限られるので、 はつねに奇数。
- の場合を別に調べる。 の式は を前提にしている。
- 存在の確認まで書く。 の偶数の約数を並べただけでは、実際にそういう があるかは言えていない。
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