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名古屋大学 2021年度 前期日程 理科系
第4問 数列の解答・解説
ガウス記号・漸化式・軌跡の図示・2項間漸化式の一般項当サイトの体感難易度:やや難最終更新 2026/10/12
問題文について
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(1)、、 とするとき、 が を動いてできる点 の軌跡を図示する
答 の部分が 、 の部分が の、2本の線分(右端は除く)
の値が変わるところで場合分けする。 なら は 以上 未満なので、ガウス記号の値は か の2通りしかない。
なので である。 は を動くから、
- のとき なので
- のとき なので
の2通りである。それぞれ に入れると
である。端点は で 、 で に近づく(含まない)、 で 、 で に近づく(含まない)。
求める軌跡はこの2本の線分(それぞれ右端を除く)である。
なら 、 なら で、式のとおりだった。
であって ではない。切り替わるのは である。
は等号なしなので、右端の と は含まない。 自体は右側の線分に入るので、 は含む。
(2) ならば であることを示す
答( は小数部分で )
、 とおいて、 を で表す。 なら なので、ガウス記号の中身が1つ繰り上がる。
、 とおく。 は整数で である。仮定は である。
このとき
なので の整数部分は であり
である。よって
となり
である。 だから 、すなわち である。
の20万点で、小数部分が 以上のときに が破れる例はなかった。
ガウス記号は「整数部分 をくくり出す」と扱いやすい。( は整数)を使う。
は小数部分の定義そのもので、ここだけが不等号を強くする根拠である。
(3) ならば かつ であることを示す
答(2) の対偶から 、よって となり ()
(2) の対偶を使って小数部分を 未満に絞るのが第一歩。そのあとは を の形に読み替えればガウス記号が確定する。
(2) の対偶より、 ならば である。 とおく。
前半。 より
なので である。したがって
である。
後半。 これを で書くと
である。ここで だと となって に反するので 、つまり
である。よって
となり
である。
の20万点のうち となったものすべてで、 と が成り立った。
の場合を落とすと となり で結論が崩れる。仮定 から を言っておく。
は を整数で挟んで決める。 まで持っていけば自動的に決まる。
(4)ある 以上の自然数 について が成り立つとき、 を の式で表す
答
(3) を に順に使うと が と ずつ下がることが分かる。すると漸化式のガウス記号が消えて という普通の2項間漸化式になる。
より である。仮定より で なので、(3) の後半を繰り返し使って
である。また (3) の前半より、 で
すなわち
である。ガウス記号が消えたので、ふつうの漸化式として解ける。
特殊解を探す。 右辺が の1次式なので、 が ① を満たすとしてみる。代入すると
で、これが に一致するには と 、つまり
である。そこで とおくと、① から
となる。よって である。
初期値。 より
である。したがって で
である( を使った)。 として
である。
を入れると で に戻り、 では となって (1) の左側の線分 と合う。
では減少が と4項続き、式に を入れた値がこの4つと分数のまま完全に一致した。 を 刻みで動かしても反例はなかった。
が言えるのは「減少が続いている の範囲」だけである。 より先では (2) が働いて増加に転じうる。
の公比は で、符号が交互に変わる。 を と書かない。
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