三重大学 2026年度 前期日程 数学②(医学部医学科・工学部)
第2問 確率・統計の解答・解説
さいころ2個の標本空間・期待値と分散・独立な確率変数の和・積の期待値当サイトの体感難易度:標準最終更新 2026/10/06
問題文について
大学の公式解答ではなく、当サイト独自の解答・解説です。問題文は掲載していません。数学②(医学部医学科・工学部)の問題文は三重大学が公開しています。
掲載ページ名「令和8年度 一般選抜(前期日程・後期日程)過去問題」/2026/10/06に当サイトでリンク先を確認。 公開年度は大学側の都合で入れ替わることがあります。
(1) となる確率と、 かつ となる確率を求める
答、
方針2個のさいころは 通りが同様に確からしい。出方の組を数えるだけでよい。
となる は の5通り。
と決めると しかないので、組は1通り。
検算
を の値で分けると の5通りがそれぞれ で、足すと 。後半の答えはその1つ分にあたる。
答案で省略しない方がよい点
- も1通りとして数える。白と黒で区別しているので、重複ではない。
- だと になってしまい、さいころの目にならない。 は から まで。
(2) と を求める
答、
方針 は から を等確率でとる。分散は で出すのが早い。
検算
偏差の2乗の平均からも出せる。、これを で割って 。
答案で省略しない方がよい点
- 。 と は別物。
(3) と を求める
答、
方針 で、 と は独立。期待値は常に足せるが、分散が足せるのは独立のときだけ。ここはその条件が成り立っている。
2個のさいころは互いに影響しないので独立。したがって
検算
の分布は から まで 。これを使って直接 を計算しても になる。
答案で省略しない方がよい点
- は独立のときだけ。独立であることを一言書いておく。
- であって ではない。 は ではなく 。ここを混同すると になってしまう。
(4) と を求める
答、
方針 が独立だから 。一方 は を含むので独立ではない。 と展開して、既に出した値を使う。
なので 。期待値は和について線形だから
検算
36通りを全部書き出して の平均をとっても になる。 とは違うことにも注意。
答案で省略しない方がよい点
- としない。 と は独立でない( が大きいと も大きくなりやすい)。
- その差 はちょうど 。 が を含んでいるぶんだけずれる。
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