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九州大学 2025年度 前期日程 文科系
第4問 確率の解答・解説
判別式・解の個数・自然数解・場合の数当サイトの体感難易度:やや難最終更新 2026/10/12
問題文について
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掲載ページ名「試験問題、解答例等について」/2026/10/05に当サイトでリンク先を確認。 公開年度は大学側の都合で入れ替わることがあります。
(1) をみたす実数 の個数が 個である確率を求める
答
なので、解は と2次方程式の解である。 はつねに解なので、実数解がちょうど1個になるのは「2次方程式が実数解をもたない」か「重解をもってそれが に一致する」かのどちらかである。
の解は と の解である。判別式を とする。
- :2次方程式は実数解をもたないので、実数解は の1個。◯
- :重解 をもつ。実数解が1個になるのは のとき。
- :異なる2つの実数解があるので、 と合わせて2個以上になる。×
の場合を数える。 をみたす は
で合計 通り。 は何でもよいので 通りである。
の場合。 をみたすのは の2通り( だと )。それぞれ 、つまり 、 の1通りずつなので 通りである。
合わせて 通りだから
である。
通りをすべて列挙して解の個数を数えると、実数解がちょうど1個になるのは 通りで、 である。
はつねに解なので、実数解が 個になることはない。 個になる条件だけを考えればよい。
のときに重解が と一致するかで場合が分かれる。一致しなければ解は2個である。
では すなわち なので の2通り。()を入れない。
(2) をみたす自然数 の個数が 個である確率を求める
答
解は高々3個なので、3個とも自然数で互いに異なる必要がある。つまり「2次方程式が相異なる2つの自然数解をもち、しかも がそのどちらとも違う」である。2次方程式の2解を とすると 、 という強い制約がつく。
解は と2次方程式の2解の最大3個である。自然数解がちょうど3個になるには、この3つがすべて自然数で互いに異なればよい。 は 以上 以下なので自然数である。したがって条件は
- が相異なる2つの自然数解 をもつ
- かつ
である。
を数える。 解と係数の関係より 、 で、、 だから
をみたす組を探すと
の5通りである( は 、 は で範囲外)。それぞれ と1対1に対応する。
の選び方。 は のうち 以外だから 通りである。よって
で
である。
通りを全探索すると、自然数解がちょうど3個になるのは 通りで、 である。
「自然数 の個数が3個」なので、3つの解が相異なる必要がある。 が か と一致すると2個になってしまう。
(重解)だと解は2個以下になる。 に限る。
と の両方で絞る。 や は片方だけ見ると見落とす。
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