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九州大学 2024年度 前期日程 文科系

第4問 場合の数の解答・解説

格子点・傾きによる分類・直線の本数・数え上げ当サイトの体感難易度:やや難最終更新 2026/10/12

問題文について

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(1) を求める

答

では、3点以上を通る直線は「3点ちょうどを通る直線」である。横・縦・斜めを数え上げればよい。

の格子点は9個で、横の並びが3本、縦の並びが3本ある。斜めは傾き と の対角線が1本ずつである。

傾きが 、 などの直線はどうか。たとえば傾き で3点並ぶには が だけ増える必要があるが、 の幅は しかない。よって不可能である。

の格子点と、3点を通る8本の直線(横3・縦3・対角線2)。

9点から2点を選ぶ36通りの直線をすべて作って重複を除き、3点以上通るものを数えると8本だった。

中央の点を通る斜めの直線は対角線2本だけである。「縦横斜めで8本」は三目並べと同じ数え方になる。

(2) を求める

答

横・縦に加えて、傾き の斜めが何本あるかを数える。傾きが 以上や の直線はまだ3点を乗せられない。

横4本、縦4本である。

傾き 。 直線 上の格子点の個数は、 に対して である。3個以上なのは の3本。傾き も対称に3本。

その他の傾き。 傾きが ( は互いに素、)の直線に3点が乗るには、 が 、 が だけ増える必要がある。 では幅も高さも なので かつ 、つまり しかない。これは傾き の場合である。

16点から作れる直線をすべて列挙すると、3点以上通るものは14本だった。

傾き の「3点だけ通る」短い対角線を忘れない。長い対角線2本だけでは足りない。

「3点乗せるには が 増える」という評価が効く。 で傾き が入らない理由がこれである。

(3) を求める

答

になると幅・高さが になり、傾き 、 の直線にも3点が乗るようになる。傾きごとに本数を数える。

横5本、縦5本である。

傾き 。 上の点の個数は に対して なので、3個以上は 5本。傾き も 5本。

傾き 。 方向ベクトルを とすると、3点は である。 より 、 より の 3本。4点だと が 増えて範囲外なので、これ以上は乗らない。

傾き 、、。 対称性から、それぞれ 3本 ずつ。合わせて 本。

それ以外の傾き。 傾き ( 互いに素)で3点乗せるには かつ 、つまり 、 が必要である。互いに素な組は で、すでに数えた傾き に尽きる。

で傾き の直線は3本。 のように3点ずつ乗る。 までは高さが足りず、この型が現れない。

25点から作れる直線をすべて列挙して重複を除くと、3点以上通るものは32本だった(同じ方法で 、 も再現した)。

で初めて傾き 、 が登場する。(1)(2) と同じ数え方のままだと になってしまう。

傾き の直線を「 本」と数えないこと。 からしか始められないので3本である。

同じ直線を2回数えないよう、傾きで分類してから本数を数える。

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