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大阪大学 2025年度 前期日程 文系

第3問 微分・積分の解答・解説

放物線の接線・面積の計算・3次関数の最大・対称性当サイトの体感難易度:標準最終更新 2026/10/14

問題文について

大学の公式解答ではなく、当サイト独自の解答・解説です。問題文は掲載していません。文系の問題文は、この年度については大学が公開していません (2026/10/14時点)。お手元の過去問集・赤本などでご確認ください。

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座標平面において で表される放物線を とする。 上の点 ( 軸上にはない)における の接線を とする。 を原点とし、 と線分 および 軸で囲まれた図形の面積を 、 と接線 および 軸で囲まれた図形の面積を とする。 の最大値を求める

答( のとき)

とおくと 、。

()とおく。 は 軸について対称で、 も 軸上にあるから、 で も も変わらない。そこで として考え、最後に に書き直す。

を求める。 なので は

である。 と の差は

なので、 はつねに の上(または上で接する)にある。 軸と の間ではさまれた部分が求める図形で

である。

を求める。図形の境界は、線分 、 から までの の弧、 から までの 軸である。 について積分すると、上側が直線 ()、下側が なので

である。、 でまとまる。

なお、直線 が より上にあることは、 で

から確かめられる(、 なら 、)。だから は符号つきでなく本当の面積である。

の最大。

とおくと

である。 では なので、 の符号は と同じである。よって は で増加、 で減少し、 で最大になる。最大値は

である。対称性より でも同じ値をとる。したがって

である。

OP(1, 0)(0, −1)(0, −2)STℓ
最大を与える p = 1 の場合。P は (1, 0) で、上の網かけが S(線分 OP と放物線と y 軸で囲む)、下の網かけが T(放物線と接線 ℓ: y = 2x − 2 と y 軸で囲む)。このとき S = 2/3、T = 1/3。

は「放物線と接線が囲む面積は 」の形(、幅 )になっている。 のほうは原点を通る線なので、 の項と の項に分かれる。

で数値積分と式が小数第7位まで一致し、最大は ()だった。

が 軸上にない、という断りは (接線が水平にならない、 がつぶれない)のため。 の符号での場合分けは対称性で片づけてよいが、「対称だから」と一言書く。

の計算で上側が線分 、下側が であることを確かめておく。 が小さいと逆になりそうに見えるが、 よりつねにこの順。

は を大きくすると負になる。「面積の差だから正」と思い込まない。

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