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大阪大学 2022年度 前期日程 文系

第2問 確率・整数の解答・解説

最小公倍数と最大公約数・余事象・素数・確率の計算当サイトの体感難易度:やや難最終更新 2026/10/14

問題文について

大学の公式解答ではなく、当サイト独自の解答・解説です。問題文は掲載していません。文系の問題文は、この年度については大学が公開していません (2026/10/14時点)。お手元の過去問集・赤本などでご確認ください。

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(1) を 以上の自然数とし、1個のさいころを 回投げて出る目の数を順に とする。最小公倍数を 、最大公約数を とする。 となる確率および となる確率を求める

答、

は「2つとも の約数で、少なくとも一方が 」、 は「2つとも の倍数」。

から までの目のうち、 の約数は と 、 の倍数は だけである。

。最小公倍数が になるのは、 がともに の約数( または )で、かつ少なくとも一方が のときである(両方 なら )。あてはまる組は

の3通りなので

である。

。最大公約数が になるには がともに の倍数でなければならず、 から では しかない。 の1通りで、実際 である。よって

である。

の全 通りの列挙でも と だった。

で「両方 」を除くのを忘れない。 は である。

(2) が素数でない確率を求める

答

余事象。(素数)は「すべての目が か 、かつ少なくとも1つが 」。

が素数 になる場合を数える。 なら、すべての は の約数なので である。逆に全部が だと なので、少なくとも1つが でなければならない。

から までの素数は の3つである。素数 を1つ決めると、 の選び方は 通り、そのうち全部 の 通りを除いて

である。異なる素数どうしで重なりはない( の値が違う)ので、 が素数になる場合の数は

である。全体は 通りなので

である()。よって求める確率は

である。 なら である。

の全列挙で となり、式と完全に一致した。

は になることもある(全部 )。 は素数でないので、これは「素数でない」側に入る。

は素数でないので の候補から外す。 も同様。

(3) が素数でない確率を求める

答

は「すべての目が の倍数で、公約数がちょうど 」。 で数える。

が素数 になるのは、すべての が の倍数で、かつ最大公約数が より大きくならないときである。

。 で 通り。このうち になるのは、全部が ()か全部が ()のときだけである。実際、 が1つでも出れば 、 と が混ざれば なのでやはり である。よって

である。

。 で 通り。 になるのは全部が ()のときだけなので

である。

。 しかないので 通りで、 である。

の値が違うので3つの場合に重なりはない。合わせて

通りである。したがって

であり、求める確率は

である。 なら である。

は「全部偶数」 と「全部 の倍数」 を足して、重なりと例外を引いた形になっている。包除原理で組み立てても同じ式が出る。

の全列挙で となり、式と完全に一致した。

のとき「全部 」「全部 」を除く。 が や になると素数でなくなるので、ここを落とすと 通りぶん多く数えてしまう。

(たとえば と が混ざる)も素数でない側である。余事象で処理するほうが安全。

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