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大阪大学 2021年度 前期日程 文系

第3問 積分・整数の解答・解説

定積分の計算・因数分解・約数の列挙・整数の合同当サイトの体感難易度:やや難最終更新 2026/10/19

問題文について

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(1)整数 に関する条件 を考える。 が および をみたすとき、 を で表す

答

両辺を計算して差をとると でくくれる。

両辺を計算すると

なので、差をとると

である。 倍して整理すると

であり、 だから

となる。 なので

である。展開した形で書けば である。

左辺は平方数なので 以上。つまり が必要で、 をみたす はかなり限られる。(2) はこれを使って探す。

の全数調査で、条件をみたす組はすべてこの式をみたした。

を使わないと、(このとき は何でもよい)が混ざる。

の因数分解 は (2)(3) でそのまま効く。展開形のままにしない。

(2) のとき、 および をみたす整数の組 をすべて求める

答

、 とおくと 。 が整数になる条件は 。

を に入れると

である。、 とおくと で、逆に

と戻せる。、 なので、 がともに整数になる条件は の1つだけである。また なので である。

なので は異符号で、 と合わせて である。( は の正の約数)とおくと で、 である。

  1. : は の倍数でない。
  2. : は の倍数。、。
  3. : は の倍数。、。
  4. : は の倍数でない。

よって

の2組である。確かめると では 、 では で、どちらも合う。また もみたしている。

の全数調査でも、この2組だけだった。

から に戻すとき、整数になる条件は2つあるように見えて、法 では同じ1つの条件に帰着する。

を落とさずに全部調べる。約数は 個しかないので、素直に並べるのが速い。

(3)整数 が および をみたすとき、 が の倍数であることを示す

答法 で なので 。 を戻すと から 、よって

合同式を2段階で使う。1段目で 、2段目で 。

を分母を払った形で書くと

である。

第1段。右辺は の倍数である。法 で 、 なので

である。よって であり、 は素数なので である。

第2段。( は でない整数)とおくと

なので

となる。右辺は の倍数なので 、 は素数だから である。すなわち は の倍数である。

(2) の答えでも確かめられる。 では でたしかに の倍数、 もそうである。(2) で という「 の倍数」が与えられていたのは偶然ではなく、(3) が言うとおり は の倍数しかありえない。

の全数調査で、現れた はすべて の倍数だった。

第1段だけでは「 が の倍数」しか出ず、 については何も言えない。もう一度代入して が現れるところまで進める。

があるので 。ここは (1) から引き継ぐ。

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