東京大学 2026年度 前期日程 文科
第3問 関数・方程式の解答・解説
折れ線(周期関数)・平方完成・相加相乗平均・共有点の個数の場合分け当サイトの体感難易度:難最終更新 2026/10/05
問題文について
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(1) で を示す
答 では 、 では
方針 の値は 以上 以下。 では「 が を超える」で済むが、 の近くは がまだ小さいので粗すぎる。そこは の式を入れて平方完成する。判別式がちょうど になるのがこの問題の仕掛け。
のとき。 は で増加だから 。相加相乗平均より で、等号は のときだけ。 だから 。一方 なので 。
のとき。 なので 。 とおくと
(判別式が なので、完全平方になる。) より だから で、この値は正。
以上より でつねに 。
答案で省略しない方がよい点
- だけで押し切ろうとすると、 の近くで が を下回る場合( が に近いとき)に失敗する。区間を分ける必要がある。
- の等号は 。 で が除かれているから狭義の不等号になる、と書いておく。
(2) のとき、 での共有点の個数を求める
答 のとき 2個、 のとき 3個、 のとき 4個
方針(1) より には共有点がないので、調べるのは だけ。 の折れ目 で区切り、各区間で が単調であることを使って、端の符号だけ見る。
とおく。 より 、。。
- ()… の微分は で減少。端は と なので1個
- ()… 微分は で増加。端は と なので1個
- ()… 微分は で減少。端は と
- ()… 微分は で増加。端は と
後ろの2区間は、どちらも の符号で決まる。
は の中にある。 はこの範囲で減少するので
- … 。後ろの2区間とも共有点なしで、合計 2個
- … でちょうど が共有点。合計 3個
- … 。後ろの2区間に1個ずつで、合計 4個
検算
()では で、4区間すべてに1個ずつ入り4個。()では で、 では が正のままとなり2個。数値で数えても同じ。
答案で省略しない方がよい点
- は の山の頂点で、。左右の区間の端の値が同じ になるので、1つの符号判定で2区間ぶん片づく。
- が与えられた範囲の内側に入ることを確かめてから場合分けする。外にあれば場合分けは要らない。
- のときの3個を落としやすい。等号の場合を独立に書く。
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