九州大学 2026年度 前期日程 文科系
第2問 空間ベクトルの解答・解説
平面の法線ベクトル・外積にあたる計算・点と平面の距離・四面体の体積当サイトの体感難易度:標準最終更新 2026/10/06
問題文について
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掲載ページ名「試験問題、解答例等について」/2026/10/05に当サイトでリンク先を確認。 公開年度は大学側の都合で入れ替わることがあります。
(1)球面 上にあり、 が平面 と直交し、 座標が 以下である点 の座標を求める
答
方針「直線 が と直交する」は「 が の法線ベクトルと平行」と言い換えられる。法線が決まれば は1つの文字で書けるので、あとは球面の式に入れるだけ。
、。法線 は 、つまり
辺々足して より 。これを1本目に入れて 。 として 。
とおき、 の式に代入する。
なら 座標は で条件に合わない。 のとき で合う。
検算
なので は確かに 上。、 で、 と直交している。
答案で省略しない方がよい点
- という条件は、2つ出てくる候補のどちらを採るかを決めるためのもの。解が2つ出た時点で捨ててはいけない。
- 法線は向きと長さが自由なので、 でもよい。その場合 の符号が反転するだけで は同じ。
(2) から に下ろした垂線の足 について、 をみたす を求める
答
方針 も も の法線と平行だから、 は同一直線上にある。つまり は「直線 と の交点」として先に座標が出せる。
、 から の方程式は
と書けるので代入して 、。
これを と見比べる。
- 成分 … より
- 成分 … より
- 辺々足して 、。戻して
成分は使っていないので検算に回せる。 で合う。
別解 を直接連立する
の座標を出さず、 と の2本から直接 を出してもよい。 の方程式を立てずに済む。
なので 。内積は 、、、、。
辺々引いて 、。戻して となり、同じ答えが出る。
検算
で、確かに法線と平行。
答案で省略しない方がよい点
- は と同一直線上にある。これに気づかずに から垂線を一般に下ろそうとすると、式が一気に重くなる。
- 基準点が ではなく であることに注意。 の形を崩さない。
(3)四面体 の体積を求める
答
方針底面を にとれば、高さはちょうど (2) で出した の長さになる。(1)(2) がそのまま効く形。
、、 なので
高さは点 と平面 の距離。
検算
(2) で出した の長さは で一致する。別ルートとして、 を使った でも同じ。
答案で省略しない方がよい点
- が約分で消えるので、 と高さを別々に小数にしてから掛けると誤差が出る。分数のまま進める。
- 点と平面の距離の式は、平面を の形にそろえてから使う。 に移しておかないと符号を落とす。
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